オーダー枕を始めて12年になります。そこでオーダー枕への想いについて書いてみたいと思います。

オーダー枕との出会い

『オーダー枕をやりたい!』と・・・私が決意したのは今から12年前(平成16年)の桜の咲く頃でした。当時私&ヒラ店員(妻)は西部製綿に入社してまだ半年の駆け出しでした。


私たちが入社したのを機に店舗改装閉店セールを行っていた時期で、初夏にお店のリニューアルオープンを控え、お店の新しい目玉となる何かを探し求めて、大阪西川さんの本社ショールームや、色々なお店を視察させてもらっていました。

そこで私の目に留まったのが『オーダー枕』でした。『お客様の体型を測って、お客様一人一人にぴったり合う枕を作る』これはまさにこれからの寝具専門店がやるべき事・・・と一目ぼれでした。これは是非ともやりたいと思いました。

 

周囲は最初、猛反対(苦笑)

さっそくお店に戻って『オーダー枕をやりたい!』と言ったところ、当時はオーダー枕なるものが世間でほとんど認知されていなかったこともあり、当時店長だった母と、その場に居合わせた西川の担当営業マンN氏は猛反対(苦笑)

『オーダーメイドなんて面倒くさいことやらなくてもいい。』
『1万5千円(当時)もする枕が売れるワケがない。』
『測定のための機械をリースするお金がもったいない。』

今でこそすっかりお店の事を取り仕切っている私ですが、先ほど申し上げた通り当時の私は駆け出し。発言力はゼロに等しく、『オーダー枕をやりたい』という私の申し出は、母と担当営業マンの挟み撃ちにあい、あっさり却下となりました(涙)

 

それでもあきらめなかった私

その後大阪西川さんのショールームに母、ヒラ店員(妻)と私の3人で行く機会があり、『これがラストチャンス』と腹をくくりました。オーダー枕のブースに母を連れて行って、西川社員の説明に対して(母へのアピールのためにオーバーアクションで)『ふむふむ』『これはスゴイ』と芝居がかったほど相槌ちを打ちながら聞きました。

そして勝負は帰りの車中。『いざ母を説得』と思っていたところ、私の熱意が伝わったのか、何と(!)母の方から

『やっぱり私もオーダー枕をやった方がいいと思う。』

と言い出してくれたのです♪

 

おかげ様で最初から大好評♪

そこから話はとんとん拍子に進み、忘れもしない平成16年6月30日、お店のリニュアルオープンに合わせてオーダー枕のお披露目の運びとなりました。

当時のお得意様のところに『オーダー枕を始めたので、是非来てください。』という内容のA4用紙1枚の簡単なお手紙をお送りしたところ、何と(!)最初の3日間で22名もの方がオーダー枕を作りにご来店くださいました。これは本当に嬉しかったです。またお作りいただいた方の評判も上々で『これならやっていける』とほっと胸を撫で下ろした瞬間でした。

←12年前の写真。二人とも若いですが、緊張から表情が硬いですね(苦笑)

ちょっと話は前後しますが、もともとオーダー枕は父、母、私、ヒラ店員(妻)の4人でやる予定になっていました。ところが最初の研修の際に、パソコンの苦手な父と母は『自分たちには無理(>_<)』とリタイアし(苦笑)自然と『私がメイン担当者、ヒラ店員(妻)がサブ担当者』という流れなりました。結果的にはこれが私には幸いしたと思います。何度も繰り返しますが当時の私は初心者マークの駆け出し。それが突然『メイン担当者』に祭り上げられたのですから、俄然私の“やる気魂”にスイッチが入りました。それはまるで

一国一城の主にでもなった気分でした!

 

この辺りのいきさつは地元の地域情報誌『mitego(ミテゴ)』でご紹介いただきました。



お客様からの『ありがとう』のお声が、私たちの“頑張り”の原動力♪

それからの私はオーダー枕を一所懸命お作りするのはもちろん、少しでも接客がやりやすいように売り場のレイアウトを変更したり、チラシやビラ、ホームページを自作したり、お客様の声のアンケートを作ったりしました。さらには眠りや整体のいろいろな資格を取りに行くなど、とにかく思いついた事をどんどん貪欲に実行してゆきました。その甲斐もあってオーダー枕のお客様も順調に増えてゆきました。こうして振り返ってみると私は『オーダー枕と一緒に成長してきた』と思います。その原動力になったのは何と言ってもお客様からの『ありがとう』のお声でした。

スタートから12年、お作りしたオーダー枕の数は4,000個を超えました。最近では新しくオーダー枕を作られるお客様の10名中4名は既に当店で作られたお客様のご紹介です。多くの方はご紹介⇒当店のホームページを見て⇒ご来店という流れです。

またエリア別で見ると近隣(観音寺市、三豊市、四国中央市)の方が約3分の2、残りの約3分の1の方はそれより遠方の方です。高松や丸亀といった香川県内はもちろん、松山、徳島、高知といった四国各地からご来店いただいています。そういった遠方の方はもちろん、近隣の方であっても“2万円”という、枕としては高額な商品をお買い上げいただくのですから、『そのご期待にお応えしなければいけない。』という想いは常に持っています。

ここでもう少し詳しく『どんな方がオーダー枕を作られているのか?』を調べてみました。

先ほど申し上げた通り、2004年6月30日にオーダー枕を始めて12年になります。

その間、絶え間なく当店の最重要アイテムとしてオススメし続け、そして一所懸命オーダー枕の高さ合わせを行ってきました。おかげ様でご愛用者数は4,000名を超えるまでになりました。しかも、嬉しいことに(♪)今年(2016年)になってオーダー枕のお客様が一段と増えているのです。

そこで、最近『オーダー枕のお客様が増えている理由』を探るべく、ちょっとした分析を行ってみました。2016年1月~5月の5か月間にオーダー枕を作られた201名の方が対象です。

オーダー枕のご購入動機(お悩み)

ご購入動機(お悩み)

まず、ご購入動機として『肩こり・首痛』が一番多い(約7割)のは予想通りの結果と言えるでしょう。

『腰痛』に関しては副次的な要因と言えるでしょう。『腰が痛いのでオーダー枕を作りに来ました』という方は正直あまりおられません。しかしながら『オーダー枕を作って腰が楽になった。』という方がいらっしゃるのもまた事実です。

その他にも『いびき』『眠りが浅い』という方もたくさんいらっしゃいます。

また
『特に悩みはないけど、眠りは大切だから』とか
『結婚して新生活を始めるので、せっかくならオーダー枕を』
という方もいらっしゃいます。

オーダー枕を作られた方のお住まい

 

お住まい

地域別にみると、やはり地元、(香川県)観音寺市の方が一番多かったです。これにお隣、(香川県)三豊市と(愛媛県)四国中央市を加えた近隣エリアの方で約6割となります。

逆に残りの4割の方はそれ以遠の方となりますので、1時間以上の時間を掛けて(おそらくは高速道路を使って)ご来店いただいていることになります。

この中でもやはり高松市の方が多い事が分かります。

また見方を変えると、観音寺市、三豊市、中讃、高松市、東讃を合わせると121名となり、香川県内の方が6割という結果となりました。

その他にも、愛媛県が29名、高知県が15名、徳島県が9名、四国四県(香川県、愛媛県、高知県、徳島県)各地から幅広くご来店いただいていることが分かります。

 

 

 

 

 



 

 

何で当店のオーダー枕を知られたか?

何で当店のオーダー枕を知られたか?

さて、こういった方々がどうやって当店のオーダー枕を知られたか?ですが、やはりこの『ホームページ』という方が多かったです。これも時代の流れですね。

そして特筆すべきで、なおかつ嬉しいのは『知人から聞いて』という方が非常に多いこと。

『知り合いがこちらのオーダー枕を使って良かったと言っていたので、自分も来ました。』とご来店いただくのは、私たちにとってはまさに商売冥利に尽きる話です。これと『プレゼント』を合わせると77名となり、実に約4割の方が『ご紹介』でご来店いただいていることになります。

以上をまとめますと『お客様のご来店エリア』が広がり、そして『ご紹介』が増えていることが、最近オーダー枕のお客様が増えている最大の理由であると思われます。こういった皆様のご期待にお応えできるよう、これまで以上にオーダー枕に真剣に向き合っていきたいと思っています。

おかげ様で、オーダー枕をお買い上げいただいた多くの方からお喜びの声を頂戴しています。

しかしながら人間の身体はあまりに複雑で、枕一つで眠りのお悩みが全て解決するというワケにはいきません。この仕事をやればやるほど奥が深いことを思い知らされます。しかしながらと言うべきか、だからこそと言うべきか

完璧(満足度100%)を目指すという姿勢だけは忘れてはならないと思っています。

今、オーダー枕を始めた12年前に思いを馳せています。

あの頃はドシロウトなりに、もっともっと貪欲であったと思います。12年間で身につけた知識や経験値に、あの頃の熱意が加われば『鬼に金棒』とまでは言わないまでも、より多くの『ありがとう』のお声が聞けるのではないかと思います。とにかくもう一度初心に戻って、貪欲に、熱意を持って、ベストを尽くしますのでよろしくお願い申し上げます。